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No. 185 ケアサービスセンター てふ・てふ
安らぎの場所
2011/07/16-09:32

私の家の近くに小さな店がある。
店に行くといつも1人の「おばあ」がいる。
彼女はいつも甲高い声で迎えてくれる。
「元気?」 「お母さん、お父さんはげ〜んき?!」
目をまん丸くして聞く。
彼女の顔を見るだけで何かホっとするものがある。

私の知り合いが海でキャンプをしていた時、偶然にもこのおばあに会っていた。
おばあは私の知り合いが釣った魚を持っていくと気前よく料理してくれたらしい。
それだけでなく自分の畑で採った野菜も料理して一緒に出してくれたらしい。
田舎の人は温かい。「他人への優しさ」が染み付いている。

今ここのデイに、踊り、歌、話、食べることが大好きなおばあ、Tさんがいる。
とにかく音楽が好きで音楽がかかると踊らずにはいられない。
人にのせられるとこれ以上ない笑顔で音楽に合わせて踊る。
たまに私がおちゃらけて見せると、おばあもおちゃらけて私の真似をする。
おばあのサングラスをかけてニヤリとした顔が私の一番のお気に入りだ。

そんなおばあも昔、1人で店をきりもりしていたらしい。
今は認知症が始まり、店はもうやっていないことすら分からない。
毎日、決まった時間におばあの「や〜(自分の家)に帰る」が始まる。
自分がいないと店は始まらないと信じて疑わないおばあ。

私は、ふとTさんを見ながら妄想にふけることがある。
Tさんも田舎の店のおばあの1人だったのかもしれない。
話の相打ちは慣れたもんだし何でも食べ物は人に勧めてくれる。
そして何よりノリがよく、周りを楽しませてくれる。♪

きっとおばあも店でいろんな近所の人達に囲まれて店をやってきたのだろう。
自分が店を守らなきゃと信じていることも大半あるだろうが、それよりも人が恋しいのかもしれない。
おばあはもしかしたら慣れ親しんだ人達に囲まれた環境が恋しいのかもしれない。
おばあの「や〜(自分の家)に帰る・・・」
と言い続ける姿を見ると友達を探しているようにも見えてくる。

私は信じたい。
いつかおばあがこのデイの人に慣れて、ここを彼女の「安らぎの場所」と感じてくれることを。
今まではおばあがみんなに「安らぎの場所」を与えていたように。



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コメント

自由人
素晴らしい文章。。。水嶋ヒロ・・超えましたね (2011/07/16-17:12)
三十路の女の子
いや〜、照れますがな。(笑)水嶋ヒロて誰ですのん?(失笑) (2011/07/16-23:01)
白保嫁
いつか、あなたが書いた小説を読んでみたい気がしているのは、私だけでしょうか・・。 (2011/07/20-14:54)
三十路の女の子
ありがとうございます。読む人の「ひとときの時間」となれば幸いです。 (2011/08/14-22:12)

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