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No. 262 ケアサービスセンター てふ・てふ
ちょっといい話・・・
2011/10/16-14:40

〜とあるスタッフからちょっといい話を聞いたのでおすそ分けです。〜


   あれはまだ僕がまだ6歳の頃だっただろうか。
   家に帰ってきた僕は、お母さんに聞いた。
   「お母さん、僕どうしたらいいか分かんないよ・・・。」
   「どうしたの?」とお母さんが聞くので僕は一生懸命説明した。
   「カラスが池で溺れてる・・・。」


どうやらその男の子は学校の帰り道で、家の裏にある貯水タンクの中でカラスが溺れているのを見つけたらしい。
カラスはいつもゴミをあさったりして、お母さんを困らせているのを見ているその子は心の中で葛藤した。

「カラスは今すごく苦しそうだ」
「でもいつもカラスはお母さんを悩ませている」
「助けてあげたいけど怖いし・・・」

その子は黙って見て見ない振りをした自分に納得がいかなかった。
家に着いて、お母さんに勇気を振り絞って聞いた。
お母さんは、気乗りはしないがその子と一緒にカラスの様子を見に行った。

カラスはまだ大きなタンクの中でバタバタと苦しそうにもがいていた。
その子はお母さんに見守られながら手をグ〜にしてそっとタンクに近寄った。
男の子は小刻みに震える身体を必死で抑えながら、カラスをしっかりと抱きかかえてタンクから出した。
カラスは濡れた身体をじっとさせていたがその子とお母さんを攻撃するような気配は全くなかった。
しばらくすると、その濡れたカラスは近くでずっと心配そうに見ていたもう一羽のカラスと一緒にどこかへ逃げていってしまった。

その子は満面の笑顔で言った。

「お母さん、ありがとう。」 

びしょびしょに濡れた服を気にすることなくその子は言った。
達成感に満ち溢れていた。
お母さんは複雑な心境を抱きながら、その子の手を握りしめ家に入ろうと振り返った。
するとさっき逃げたまだ身体が濡れたカラスが戻ってきた。
お母さんは、攻撃をされないうちにそっとその場を立ち去ろうとした、その時。

カラスはその子とお母さんの目の前で何かをポトンと落とした。
何だろうと思い、近くに行ってみた。
それは小さな白い石だった。

カラスは「ありがとう」を言いたかったのだろうか?
どんな思いでこの石を選んでくれたんだろうか?

そのカラスは嬉しそうに羽を動かしながら再び空の彼方へと飛んでいった。
お母さんはさっきとは違う何か心の中に温かいものを感じながら、その子の手を引いて家に入った。
その子の手の中にはしっかりと小さな白い石が握り締められていた。



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