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No. 515 ケアサービスセンター てふ・てふ
アメリカ
2014/10/22-17:58

「アメリカに行きたい。」

時々、おじぃ達の口から出る言葉。

最近では観光地としてよく知られる土地アメリカ、日本人にとっても身近な存在である。
おじぃ達が言う、この「アメリカに行きたい」という言葉に、洒落たことを言うなぁとあまり気に止めたことはなかった。
あまりにもこのよく出る「アメリカ」という言葉に、私は興味を持った。

テレビドラマで見るように、戦争後アメリカにいろいろと助けてもらうことでアメリカが憧れの場所になったのか?
テレビで、「行ってみたい国ランキング」を見て影響されたのか?
家族や友達がアメリカに行った話を聞いたのか?
私には不思議でならなかった。なぜ、おじぃ達は「アメリカ」にこだわるのか?


ある時、1人のおじぃに聞いた。
「何でアメリカなの?」
おじぃは不思議そうに私の顔を見た。
さらに私は聞いた。
「昔、アメリカに行ったことがあるの?」
しばらくして、おじぃは私から目をそらし、うつむきながら呟いた。

「何で、あんな恐ろしいところに行かないといけないんだ。あそこは人間の行くとこじゃないよ。」

私はますます混乱した。
今度はおじぃが私に聞いた。
「意味分かるか?」
私は、正直に答えた。
「いや、すみません。分かりません・・・。」
おじぃはため息をついた。

おじぃは困惑状態で目が泳ぐ私を見て、話題を変えた。
「人は悪さをしないで正直に生きれば、長生き出来るんだよ。」
私は思いっきり縦に首を振ると同時に、頭の中ではアメリカに対する「?」が揺れていた。

事務所に戻る車の中でもずっと「?」は揺れ続けていた。
事務所に戻り、先輩に聞いたら先輩が教えてくれた。

お年寄りにとって、外国は「あの世」を象徴しているらしい。
外国と考えたときに、よく聞く言葉、または真っ先に浮かぶ言葉が「アメリカ」なんだろうということだった。
皮肉にも私たちにとって身近に感じられていたアメリカが、おじぃやおばぁ達にとっては1番遠い場所なのであった。
私は、おじぃ達の「早くあの世に行きたい」「早く死にたい」と言う言葉を何も知らないで流して聞いていたのだ。
ショックだった。一気に罪悪感に苛まれた。

この言葉の本当の意味が分かったところでどう対応するべきか分かったわけではないが、少なくともこれからはおじぃ達のメッセージが私に正しく伝わることは確かだ。



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